リンゴは、日本だけでもフジや王林、北斗など、色々な種類がありますが、この世に存在するリンゴの種類は130種以上もあります。
そんな数あるリンゴの中でも、腐らないことで有名なのが、ウトビラー・スパトラウバーという種類です。
ウトビラー・スパトラウバー種のリンゴは、そのまま放置していても4か月間腐らず、奇跡のリンゴと呼ばれています。
酸味が強く食用ではありませんが、それゆえビタミンCが豊富です。
また、通常のビタミンCのように、熱や時間の経過によって成分が破壊されるわけではなく、加熱しても時間が経っても吸収される酸化型ビタミンCが含まれているのです。
そのほか、抗酸化作用の高いポリフェノールの他、ウトビラー・スパトラウバー種にしか含まれない「リンゴ果実培養細胞エキス」が含まれています。
リンゴ幹細胞培養細胞エキスとは?

「リンゴ果実培養細胞エキス」には、自己再生力を高める作用があり、ウトビラー・スパトラウバー種のリンゴが腐らない秘密でもあります。
そして、このリンゴ果実培養細胞エキスの再生力を美容に役立てようと人工培養されるようになり、リンゴ幹細胞として化粧品に配合されるようになりました。
ウトビラー・スパトラウバー種のリンゴの木は、世界に20本しかなく、スイスで大切に育てられています。
そして、リンゴ果実培養細胞エキスの培養に成功したのも、バイオケミストリーを扱うスイスの会社でした。
そして、この会社の実験において、リンゴ幹細胞は人間の表皮幹細胞の栄養分となり、細胞増殖の維持を行うほか、傷んだり弱ったりした細胞を活性化することが証明されました。
リンゴ幹細胞コスメは、新しい細胞を作り出す力が高いため、肌のターンオーバーを正常化する作用があります。
また、ハリや弾力も取り戻すことができるほか、紫外線による肌のダメージを回復する作用もあります。
そのため、シワやシミを改善するアンチエイジングのほか、肌のキメを整える美肌コスメとして注目されています。
さらに、リンゴ幹細胞の新しい効果としては、薄毛や抜け毛の改善なども期待されています。
男性だけでなく、加齢によって薄毛に悩む女性も多いため、リンゴ幹細胞コスメによって改善できる日がやってくるかもしれません。
リンゴ幹細胞は、まだまだ開発中の新しい成分であるため、これからどのようにしてリンゴ幹細胞コスメとして進化していくのか、美容に敏感な女性の間で期待が高まっています。
美容界に新しい革新を巻き起こすコスメといえるでしょう。


