紫外線対策に効果的な衣装の選び方があるってご存知ですか?
紫外線、特にUV-A波はガラス窓も通り越して人の体にまで届く波長の長い紫外線です。
そんな紫外線に対抗するために、日傘をさしたり長袖を着たり、暑い日は特に大変ですよね。
日焼け止めクリームを塗ったり日焼け止めサプリメントを飲んだりと努力しているわけですが、毎日のちょっとした「うっかり日焼け」を防止するためには、着用する洋服を注意してみるのも方法の1つです。
紫外線を通さない服がある
洋服に使われている材質の内、もっとも紫外線を通さないのはこちらです。
- ポリエステル・・・カット率98%
- シルク・・・カット率84%
- 木綿・・・カット率68%

紫外線をカットするためには、ポリエステルがダントツでおすすめの素材なんです。
しかし、通気性の悪いポリエステルの洋服は、夏場には避けたいもの。
ですので、吸水性がある綿が入った綿混のポリエステル素材を選ぶのが、おすすめです。
洋服の色にも注意が必要
素材だけでなく、洋服の色にも紫外線のカット率に違いがあるんです。
日傘が「黒」が多い理由がそれです。
紫外線対策を考えるんならば、洋服は黒がおすすめです。
白い服ほど紫外線を反射してくれるのですが、反射したUVの波長が顔にぶつかって、そこがうっかり日焼けしてしまうことになるんです。
色の黒い洋服のほうがUVの波長を吸収してくれるので、反射した紫外線で日焼けしてしまうリスクを回避することができます。
真夏に黒い服は暑さがこもって大変ですが、涼しくなる季節でも1年中紫外線は降り注いでいますし、UV対策は1年中対策するようにしてください。

日焼け止めクリームの使い方のおさらい
オールシーズン長袖を着るわけにはいきませんので、やはり日焼け止めクリームや日焼け止めサプリメントの併用が必須です。
サプリメントは毎日忘れずに飲むことが大切です。
そして日焼け止めクリームで忘れてはいけないのは、こまめに塗り直すことです。
紫外線への効果率はSPFやPAという記述で値がわかるようになっていますが、日焼け止めクリームはその性質上、どうしても塗り直しが必要です。
汗や水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めクリームでも、3時間おきに。
そうでない日常紫外線用のクリームでは2,3時間おきに、塗り直すようにしてください。
その際に、ゴシゴシとお肌に擦り込むにはやめましょうね。
皮膚にクリームを出したら、優しく撫でるようにして伸ばすことが大切です。
日焼けしたくないなら30分前の行動が大切
日焼け止めクリームを塗る上でもう一つ覚えておいてほしいことがあります。
それは、日焼け止めクリームの効果を得たいなら、お出かけする30分前に準備しましょう、ということです。
日焼け止めクリームが肌に塗られてからUVカットの効果を発揮するのは、30分後なんです。
出かける直前に日焼け止めクリームを塗って、すぐに外出すると、その後30分は無防備に近い状態で紫外線を浴びているということになっていたんですよ。
お出かけする準備を早めに済ませて、ゆったりと外出するように注意してくださいね。
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